自転車条例は保険加入を促進する効果があるのか?

 そんな長ったらしい話ではないです。

「よその自治体では自転車条例(自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例)を作ったら保険に入る人が増えたらしいからうちも作ろう」という市町村、ありますよね。「市民アンケートでも『義務化されたから』を理由にしてる人けっこういるし」そうですね。

でもそれほんとに義務化のせいですか? 「自転車事故でこんなに高額の賠償請求が! コワイ!」「義務化されたので保険に入りましょう!」「コンビニでも加入できます!」「自動車保険のおまけにもなってます!」と一生懸命宣伝したからではないですか? 「義務化されました」を「加入すると抽選で所得税の還付が受けられるようになりました」でも効果は同じかもしれませんよ?

条例のいいところはそれ自体はタダで自治体の懐が痛まないってところですよね。それにこう、なんか仕事した感もありますし。いやはや、職員に一人ぐらい「こんなあほらしいことはやめよう」と言ってくれる人はいないものでしょうか。

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